愛犬が亡くなって火葬も済ませたけれど、納骨したら?と家族や周りの人から言われて戸惑っている、そんな声をよく聞きます。
愛犬を亡くすとこの世の終わりのような激しい寂しさや虚無感を感じる人も。
まだ気持ちの整理もついていないそんな中で犬の納骨について考えなければならないと、色々悩みますし、納骨しないといけないのかな?って不安にも思いますよね?
今日は愛犬2匹を看取り、その骨壺を今でも家に置いている私が、犬の納骨について調べてまとめてみたので、情報をシェアしますね。
犬って納骨しないといけないの?
愛犬の納骨は「義務」ではなく「愛情表現」
愛犬との別れは、言葉では言い表せないほどの悲しみをもたらします。
そして、火葬後の骨壺をどう扱えばいいのか、悩む方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、犬の納骨は法律で義務付けられていません。
飼い主様とご家族にとって最善の選択をすることが重要です。
周りの人にせっつかれたからって急いで答えを見つける必要はありません。
自分が納得するまで納骨はせず、しっかりと自分の気持ちと向き合って決めてからでも全く問題ありません。
納骨という選択肢
納骨は、古くから続く日本の伝統的な供養方法です。
愛犬の骨を寺院やペット霊園に納めることで、供養の場所を定め、定期的に手を合わせたり、供養を行ったりしている人も多いです。
また、合同火葬をして愛犬のお骨を手元に置かないという人もいます。
納骨以外の選択肢
近年では、納骨以外にも様々な供養方法があります。
基本的に犬の葬式や納骨、供養に関しては特に決まりはないので、飼い主さんの気持ち次第といっていいでしょう。
自宅で供養する
骨壺を仏壇やペット用のお供養台に安置し、毎日手を合わせたり、花を供えたりする。
散骨する
愛犬の自宅など好きな場所に遺骨を撒き、自然に還す。
ペット用の供養サービスを利用する
遺骨をカプセルに納めて海に沈めたり、樹木に埋葬したりするサービス。
遺骨からダイヤモンドを作る
最近では愛犬の遺骨からダイヤモンドを作るサービスも人気となっています。
ダイヤモンドなのでお値段はかなりお高いですが、半年ほどで愛犬の遺骨がダイヤモンドとなって飼い主さんの元に帰ってくるようで、ジュエリーとしても使えるため注目している人も多く人気のサービスです。
私も愛犬の遺骨2匹分をダイヤモンドネックレスにしたいなぁって思っているんですが、何せお値段がすごいので決断できずにいますけど・・・(笑)
私は愛犬の納骨はしてません!私の体験談
私は愛犬を亡くし、1匹目は20年、もう1匹は1年半経ちますがどちらのお骨も納骨せず家に置いています。
「納骨した方がいいんじゃないの?」とか言われましたが、納骨する意味を見出せなかったので自宅に置いたままです。
「ずっと家に置いとくといつまで経っても悲しみがなくならないよ」
とか
「家に犬の骨を置いとくなんてバチが当たるよ」
とか
「ご先祖様と同じ空間に犬の骨を置くなんて」
などなど色々なことを言われましたが、バチが当たるとかそもそも意味がわからないし、ご先祖様はみんな動物好きだっていう話なのでそんなことで怒るご先祖様じゃないやろ?とか色々と思って、ありがた迷惑(?)な関係ない人たちの言葉はまるっと無視しました(笑)
どうやらバチも当たっていないみたいですし^^
なので納骨したくない、家にこのまま置いておきたいという気持ちが強い場合には、無理して納骨しなくてもいいんじゃないかな?って私は思います。
今は小さな骨壺に移し替えて手元に・・・
納骨せずに自宅に骨壺を置いている私ですが、最近になって火葬する時の大きな骨壺ではなく、小さなかわいい骨壺に移し替えて手元に置いています。
正直、1匹目のわんこを見取った後は骨をみるのも涙涙で、とてもじゃないけど骨を砕くことも散骨することもできませんでした。
でも月日が経つと気持ちに整理もつき、骨をパウダー状に砕き、大きくてかわいくない骨壺から小さくてかわいい骨壺に移し替えることがきました。
⬇︎ 私が購入した骨壺はこれです ⬇︎
掌にちょこんと乗るほどの小ささでとてもかわいい^^
1匹はチワワなのでこの骨壺の半分ほどに収まりました。
1匹は6kg位の雑種犬だったのですが、少し骨が入りきれなかったので残った分は春の良き日にお庭に散骨しました。
千の風になって〜♪ですね^^
この骨壺の蓋にはパッキンが付いているので倒れて中のものが散乱するってことはありません。
不思議なことに骨壺を小さく可愛くしたことでますます愛犬を愛しく思えましたし、小さい骨壺になったことで、仏壇というかのせている台も小さくなり、手軽に供養できるようになりました。
私はその骨壺に、愛犬の好きなものや、どこか旅行に行った時のお土産はもちろん、季節のイベントの小さなフィギュア?などをのせています。
ダイソーとかセリアのちっちゃなかわいいイベントのやつで、お正月は鏡餅、クリスマスにハロウィンなど。
今はセリアで買ったうさぎのお雛様とぼんのりを飾ってます^^
ひな祭りの置物がセリアに売られてた🎎🍡🌸かわいいꔛ🤍 pic.twitter.com/AUjiXbkCdE
— あや🎀2y (@aya_baby0808) January 15, 2024
引用:あや🎀2y @aya_baby0808さん
愛犬たちは亡くなったけど、そこに行けば会えるって感じですかね?
家に来た人たちは愛犬たちにお土産を買ってきてくれます。
そんなゆる〜い感じで納骨せず、家に骨壺を置いておくっていう供養もいいんじゃないかなって思ってます。
こんな骨壺や骨壺ケースも素敵ですね。私も買いたいです^^
大切なのは、愛犬への想い
どの方法を選ぶにしても、大切なのは、愛犬への深い愛情と敬意に基づいた供養を行うことです。
自分がしたいように決めることで納得でき、後悔がなくなります。
● 家族で話し合い、納得できる方法を選ぶ
● 関係ない人の余計な言葉は基本無視する
● 愛犬の性格や生前好きだった場所を考慮する
● 費用や時間的な負担も考慮する
まとめ
心の平穏を見つけられる供養を
愛犬との別れは辛い経験ですが、供養を通して、徐々に心の整理をしていきます。
「納骨しなければいけない」という考えにとらわれず、様々な選択肢を検討し、ご自身とご家族にとって心安らぐ供養方法を選びましょう。
愛犬との絆をいつまでも大切にしながら、心の平穏を見つけられるよう、ゆっくりと時間をかけて考えていきましょう。