前に書いた記事『老犬・シニア犬になるとできなくなること5つ!その理由と対策をチワワを看取った私が徹底解説!』
にも書きましたが、犬が若い時には難なくお利口さんにできていたことでも、年を重ねるとできなくなってしまうことが増えてきます。
とても悲しいことですが、その理由を理解し対策を取ることで愛犬と飼い主の双方がストレスを和らげ幸せになれることだと思っています。
とにかく老犬はかわいい!!
できなくなることが増える度に正直面倒ごとが増えるのでかわいいなんて言ってられない!って人は多いかもしれません。
今日は老犬チワワを看取った私がその時に使って良かったものをご紹介していきます。
実際に使った商品のリンクもつけておくので良かったらどうぞ^^
アフィリエイトリンクになってますので、それが嫌な方はご自分で商品名をコピペしてお好きなショップでご購入くださいね。
うちの愛犬チワワが年を重ねてできなくなったこと
うちの愛犬チワワは13歳で亡くなったんですが、年を重ねるとできなくなることが増えて、毎日が試行錯誤の日々でした。
それも今となっては本当に頑張ったいい思い出なのですが、やはり簡単にできていたことが年をとってできなくなるのを見ると、ちょっと悲しいことでもありましたね。
ここではうちのチワワが年を重ねてできなくなっていったことを書いてみますね。
歩けなくなった
一番かわいそうだったのはやはり歩けなくなったことでしょうか?
うちの愛犬チワワが歩けなくなったのは死ぬ前のほんの数ヶ月ではありましたが、自分で歩けてどこへでも行けていたものが不自由になると言うのは、本犬にとってもかなり辛かったんじゃないかな?って思います。
もちろん私たち飼い主の負担も大きく、常に目が離せない状態といってもいいかもしれません。
毎日がホントに試行錯誤で、自分で歩かせてあげるにはどうしたらいいか?を絶えず考えては行動するって感じでした。
具体的には・・・
➡︎ サポーターで足の関節を補助してあげる(獣医師に相談してOKをもらって)
➡︎ 犬の車椅子をオーダー(結局あんまり使わなかった)
➡︎ ハーネスで後ろ足をサポート
➡︎ 家の中で自由に歩けるように室内ボードみたいなものを購入
(結局あんまり使わなかった)
などなど色々なものを買ったり作ったりしました。
ダイソーなどの百均を使って色々な介護ケア用品を作っている方もたくさんいらしゃってとても参考になりました。
実際に私が購入したサポーターは?
実際に私が購入したサポーターはこれです⬇︎。
かなり安っぽいサポーターでしたが、足がふらつくのを防いでくれてかなり良かったです。
ただしやはり医療品ではないため、使用するには愛犬に合うか?使っても大丈夫か?をかかりつけの獣医師さんに聞いてから使用してくださいね。
うちの先生は短時間の使用なら大丈夫と言ってくれていたので、気分転換でお外にいく時や、トイレ時などに限定して使っていました。
ボルトなどが入ったお値段の高いサポーターも売られていますが、使えるか?合うか?がわからない中であまりに高すぎるものを買う勇気がなく、このサポーターにしましたが、愛犬には合ったようでこのサポーターをつけていると普通に歩けるようになってました。
実際に私がオーダーした犬の車椅子は?
愛犬用に犬の車椅子も購入しました。
犬の車椅子はちゃんとしたものをオーダーするとかな〜りお高いですが、私はセミオーダーというか、既定の車椅子を犬用にサイズ調整してもらったものを購入しました。
購入際は「楽天ラクマ」。
楽天市場がしている「メルカリ」みたいなもんですね^^
そこで7,000円台で購入しました。
出品されている犬用の車椅子を購入した後、あらかじめ決められている犬のサイズを測って送るだけで、愛犬に合ったサイズで手直しされた車椅子が届くスタイルです。
とても安くて軽くていいものだったんですが、走る気力のない1.8kgのチビチワワには重かったようで・・・。
あんまり使う機会もなかったのが残念でした。
実際に私がオーダーした後ろ足ハーネスは?
後ろ足にはサポーターを使っていたとご紹介しましたが、後ろ足用のハーネスも併用していました。
実際に私が購入した後ろ足ハーネスはこれです⬇︎。
足を入れて使うタイプで、体重の軽いチワワなどの小型犬では本当に軽々歩行補助ができます。
これを使うと本当に自分で歩いている気がするのか?とても嬉しそうに歩いていました。
私は痛くないように柔らかいホワホワした布で股周りを保護して使っていました。
食べなくなった・偏食になった
<写真はイメージです>
うちの愛犬チワワは1.8kgとちびっこだったけれどご飯は好き嫌いなくなんでもよく食べてくれていました。
それこそ食べたばっかりのくせに「食べてないよ!」ってな顔をして他の家族からご飯を多くもらおうと画策していたことも(笑)
でもそんな食欲優等生のうちのわんこでも老犬になると食べなくなった・偏食になったという「老犬あるある」状態に。
もう、毎日何を食べさせようか?どうやって食べさせようか?ばっかり考えていました^^
目新しいもの、好きそうなものを絶えず探しては食べさせていましたが、やはり食べないってことも多く、どれだけの食材・フードを無駄にしたものか orz
見たら目の色が変わるほど大好きだった焼き芋も、しゃりしゃり歯応えが好きだったりんごも、甘さと歯触りがおいしいバナナも、あんなにもっともっとと愛していたチュールさえ食べなくなりました。
でもこれって老犬と一緒に暮らしている飼い主さんからしたら結構よくあることで、それでも頑張って食べさせてあげよう!ってポジティブな飼い主さんが多いイメージ。
やはり犬を家族の一員として可愛がっている人って愛犬のためには強いですよね。
(陰では泣いていても)
トッピングが特にお気に入りで、鹿肉のパラパラミンチをのせたら最後まで食べてくれていました。
実際に私が購入した鹿肉パラパラミンチはこれです⬇︎。
馬肉パラパラミンチ寝てばかりになった
<写真はイメージです>
やはり年を重ねたわんこは寝ていることが多くなってしまいますよね?
耳も遠くなっているのか?ぐっすり眠っていることも多くて、起こすのがかわいそうになることも。
耳が聞こえなくなった
うちの愛犬チワワちゃんは私が突然入院したショックで耳が聞こえなくなってしまい、結局聴力が回復することはありませんでした。
病院で定期的に診てもらっていましたが鼓膜がなくなってたそうです、耳の病気もないのに。
うちの場合はちょっとイレギュラー?な理由で聴力を失わせてしまいましたが、老犬になるとやはり耳が聞こえない、耳が聞こえにくくなるということが多いです。
耳が聞こえなくなるともちろん呼んでも来てくれなくなりますし、家族が帰って来ても気がつかずに眠ったままってことも多かったです。
また飼い主などが急に現れるとびっくりしていました。
なので私たちは耳が聞こえない愛犬がびっくりしないように意識しながら動いていました。
うちのわんこは雷を怖がらなかった犬だったので、「雷が聞こえなくなるから耳が聞こえなくてラッキ〜!」ってことはなかったですが、耳が聞こえなくなることで怖い音や不安になる音を聞かずにすむってこともあるといいますよね。
大好きな飼い主の声が聞こえない世界ってどんなに寂しかっただろう?って思うと今でも泣けてきますけど(泣)
水が飲めなくなった
<写真はイメージです>
うちの愛犬チワワは若い時からあんまり水を飲まない子で、水を飲むのも下手くそでした。
でも下手くそながら普通に飲めていたので気にもしていませんでしたが、年を重ねるとますます水を飲むヘタッピさに磨きがかかり、ついにはむせて気を失ってしまう事態に!
一度水を飲んでむせてしまって気を失ってしまったことが恐怖だったのか?トラウマになってしまったのか?ますます水を飲むことが下手になってしまい、水を飲ませることに本当に困りました。
獣医さんにも相談しましたが結果は今ひとつ。
私たちが対策としてしたことは
➡︎ 皿からボトルに変更
➡︎ 氷を舐めさせる
➡︎ 水にとろみをつける
➡︎ 水に出汁で味をつける
➡︎ スポイドでちょっとづつ飲ませる
➡︎ 脱脂綿で口周辺を湿らせてあげる
など色々と試してみましたが、ほんのおはじきくらいの小さなサイズくらいの水を掌から与えることでむせずに飲ませることができました。
愛犬が満足する量まで飲ませるにはかなり時間がかかったので、在宅でできる仕事で時間があることに感謝しましたが、やはり愛犬が若い時からしっかりお水が飲めるようにしっかりと対策をした方が良かったと反省しました。
歯石がひどい状態に・・・
<写真はイメージです>
年を取ると色々な病気にかかりやすくなりますが、はやり歯石・口臭問題は犬飼いさんにとってはあるあるではないでしょうか?
うちの愛犬チワワは若い時から嫌がらずに歯磨きをさせてくれるいい子ちゃんで、キレイな歯を保っていて獣医師さんにも褒められる程だったんですが、どんなに頑張ってもやはり歯石は付くので「その時は麻酔してスケーラーでキラキラにして貰えばいっか」位にいつしか思って手を抜いていました。
結局、あんなお利口に歯磨きに協力してくれていた愛犬のお口をびっちり歯石にしてしまい、後悔しましたがその時はもう手術もできず orz
麻酔をする危険性を軽く考えていたあの時の馬鹿な私を殴りたい。
何度後悔したことか!!
結局歯石から炎症を起こすことはありませんでしたが癌にはなってしまったので、やはりデンタルケアは全身的な病気の予防に大切なんだな〜と思うことでした。
色々な歯に良い商品を試しましたが、サプリメントで良さそうと思って試したのがこれ⬇︎
口腔善玉菌のペット専用お口ケア「プロバイオD」使ってはみましたが、良くなったのか?現状維持なのか?はあんまり良くわかりませんでした。
でも継続使用していくのは大事だと思います。
私が獣医師さんから効果があると勧めてもらって使っていたのはこれ⬇︎
これ、嘘みたいに使用は簡単だったけど、うちの子には効果がありました。
劇的に効果がある!って言うわけじゃなくて、本当にゆ〜っくりなんだけど着実に茶色くなった歯が薄〜くなっていった、歯石がちょっと落ちたといった感じに効果がありました。
うちの愛犬チワワが変わらなかったこと
<写真はイメージです>
老犬になると、
➡︎ トイレの失敗するようになる
➡︎ 階段の上り下り・段差でつまづくようになる
➡︎ コミニュケーションがとりにくくなる
➡︎ 自我を抑制できなくなる
➡︎ ご飯を食べなくなる
とよく言われています。
前回の記事でもその理由を書きましたが、老化によりこういう状態になってしまうんだとか。
➡︎ 警戒心が強くなり吠えたり唸ったりする
➡︎ 夜泣きが増えたり
➡︎ 性格が頑固になったり
➡︎ 攻撃的になったり
などと若い頃にはなかった行動を取る子も多いそうなので、そうなると心配だったり困ったり。
うちの愛犬チワワちゃんはご飯を食べなくなる、偏食になるなどできなくなることは増えましたが、トイレの失敗や、コミニュケーションをとりにくくなる、自我を抑制できなくなるってことはありませんでした。
これもその子その子によって違うんでしょうけど。
うちの子の場合、若い頃はチワワらしく家族を守るため警戒心が強く、吠えたり噛みつこうとするそぶりを見せたりなんてことがありましたが、年を重ねるにつれ大人しく穏やかなわんこになっていきました。
チワワって小さい体に似合わず気が強いです^^
老犬になると色々なことができなくなったり、気難しくなったりしがち。
若い頃には使わなかった気も使いますし、時間も使います。
いつまでも一緒に暮らしたいと願う私たち飼い主ですが、いつかはその楽しかった日々も過去のものとなる日がやってきます。
その時に後悔したり、悲しみや苦い思い出を感じることがないよう、愛犬が最後まで快適に過ごせるように、飼い主ができることをやってあげたいものですよね。
まとめ
今日は前回の記事とは違い全体的に雑談的なものになってしまいましたが、私が実際に老犬になった愛犬チワワに使ってみて良かったものをご紹介してみました。
今の世の中はわからないことや便利なグッズなどの情報や実際の商品がネットで簡単に手に入るようになりとても便利ですが、あまりに多すぎてどれが良いのか?の判断が難しいですよね?
実際に使ってみた人の口コミはありがたいですが、その子その子に合う合わないもありますし、効果も違って当然。
なので「うちの子に良さそう」って思うものは積極的に試してみたいと思う人も多いでしょう。
日々のお世話はとても大変で綺麗事ばかり言えない人も多いでしょうが、愛犬が最後を迎える時に後悔することがないよう、毎日毎日を大切に生きていけたらいいですね。