チワワを飼っている人ならチワワの歯磨きについて
悩んだことがあるのではないでしょうか?
どこのチワワもほぼ歯磨きを嫌がるので
どうやって歯磨きをさせようか?
と色々な方法を試したり、
色々なグッズを購入したりしている飼い主さんも多いのでは?
チワワが健康に長生きするためには
歯の健康も大きく関わってきます。
今日はチワワの歯磨きの疑問について
チワワ歴15年の私の体験談も踏まえて
書いていきたいと思います。
チワワの歯磨きはいつからした方がいいの?
チワワの歯磨きは、子犬のころから始めた方がいいです。
乳歯がそろった3~4か月くらいから、
歯ブラシや歯磨き粉で少しずつ慣れさせてあげましょう。
歯磨きを早めに始めると歯磨きをするのが当たり前になって、
結果、チワワの口臭や歯周病を予防できます。
でも相手が小さいチワワだからといって
簡単に歯磨きせせてもらえる、ってわけじゃないですよ orz
大人しい子は嫌々ながらでも飼い主さんに従ってくれたりしますが、
やんちゃな子や、気難しい性格の子では
頑として口を開けない、噛もうとすることも。
なるべく小さなうちから
歯磨きは楽しい♪まではならなくても、
「ま〜仕方ないかな」程度に諦めてくれるまで
繰り返し歯ブラシに慣らしてあげてくださいね。
チワワの歯磨きの頻度はどれくらいがいい?
チワワの歯磨きは、毎日するのが好ましいです。
でも、毎日するのが大変なときは、
週に2~3回くらいでもいいですよ。
とにかくずっと継続していくことがイチバン大事!
歯磨きの時間は、1回で2~3分ぐらいで大丈夫です。
うちのチワワは毎日お利口に寝転がって
歯磨きをしてくれていました。
でも毎日とかめんどくさいんですよね。
しかも相手が犬なのでやはり磨き残し箇所は多くて・・・。
かかりつけの獣医師さんのお話だと、
一週間程度で歯垢が歯石に変わるということなので、
歯石に変わる前の歯垢の内にきれいにしてあげたいですね。
とにかく面倒くさくても継続していくことが大事です!
チワワが歯磨きを嫌がるときの対策は?
チワワは歯磨がを苦手な子が多いようですね。
まああんなに小さな顎と歯なので、
それに合わせた歯ブラシじゃないと
ますます嫌がりそう。
チワワにとって歯磨き時間を楽しくさせるために、
次のことを試してみてください。
チワワが気分がいいときに歯磨きをする
チワワがいい気分でいる時に歯磨きをしてみましょう。
せっかくご機嫌でいるところに申し訳ないんですが・・・。
散歩や遊びのあとなどがおすすめです。
チワワも飼い主さんもリラックスできる場所で
歯磨きをするといいですね。
チワワに合った歯ブラシや歯磨き粉を使う
チワワに合った歯ブラシや歯磨き粉を使いましょう。
サイズや形、味や香りなど、チワワの好みに応じて選んでください。
とにかく小さなチワワの顎に見合ったサイズの
歯ブラシを使うのがベスト。
歯磨き粉も人間の場合はミント系が多いですが、
犬の場合はチキン味など犬が好きそうな味があります。
そういう歯磨き粉を選んで使ってあげると
「歯磨き=おいしい」と認識してくれて
喜ぶようになる子が多いですよ。
チワワが嫌がらない磨き方をする
チワワが歯磨きを嫌がらないために、
歯を傷つけないように歯磨きをしましょう。
口角からそっと歯ブラシを入れて、
やさしく円を描くように動かします。
歯茎や舌を委託しないように気をつけます。
たくさんたくさん褒めてあげる
歯磨き中も、歯磨きが終わった後も
チワワの歯磨きをほめてあげましょう。
「えらいね」「すごいね」と声かけしたり、
おやつやおもちゃでほめたりします。
チワワが歯磨きをしないとどうなる?
歯磨きをしないと、チワワの口の中の状態は悪くなります。
口の中の状態が悪くなると、次のような問題が起こります。
● 口臭が強くなる
チワワの口臭は、口の中にいる細菌が原因。
歯磨きをしないと、細菌が増えて口臭がきつくなります。
● 歯茎に病気が起こる
歯磨きをしないと、歯垢や歯石がたまって歯茎に炎症がおきます。
これを歯周病といいます。
歯周病は、歯茎の腫れや出血、
歯のグラグラや抜けてしまうなどの深刻な症状をもたらします。
酷くなると炎症が進んで、頬に穴が空いてしまうことも。
● 体全体に悪影響を及ぼす
歯周病は、口の中だけでなく体全体にも影響します。
歯周病の細菌は血液に入って心臓や肝臓、腎臓などの臓器に傷をつけます。
また、免疫力や代謝も下がります。
こうしてみてみると、たかが犬の歯磨きと言っても
かなり重要なことだということがわかりますね。
チワワの歯磨きを怠った私の体験談
ここからは反省の念を込め、自分がチワワにしてしまった例をあげます。
幸いにもうちの愛犬チワワは歯のトラブル、
疾患にはなることなく亡くなっていきましたが、
絶対に犬の歯磨きはしてください。
毎日じゃなくても定期的じゃなくても、
どうせ犬だからしっかり磨けないし、とか思わないで。
うちのチワワは10歳まではしっかりと歯を磨いていました。
それはもうかかりつけの獣医さんにも褒められるくらい^^
しかし、それでも10歳前になって、奥の方に歯石が溜まってしまい、
歯石を取ってもらう手術をすることに。
獣医さんいわく、
「どんなに頑張っても10年でこれくらい
歯石がついちゃうのは仕方がないよ」
との事でしたが、それで私は
「それならまた手術して歯石を取ってもらえばいいんだ」
って安易に思ってしまい・・・。
それ以降は歯磨きをテキトーに、
そしていつしかしなくなっていました。
歯石が歯にびっしりついてきているのを見た時に
「これはやばい」とかなりの危機感を覚えたものの
また近々、歯石を取る手術をしてもらおうかな?
って軽く考えていたら、肝臓の数値が悪くて
手術はできません!と言われました。
歯と歯茎の境目にびっしりとついた、茶色い歯石。
それを見るたびに、なんて酷いことをしたんだ!
とてもとても反省しました。
本当は「全身麻酔」自体が犬の健康の為には良くないことだし、
歳を重ねたり、病気になったりしたらできない、
ということも知識としては知っていたはずなのに・・・。
獣医さんがおっしゃるには、
歯石が全て病気の原因になる、とは言えない。
幸いにも、(今のところ)愛犬の歯石は悪さをしていない。
これが歯周ポケットのあたりに入り込んで
炎症を起こすとかなると危ない。
今からでもできる歯のケアをしてあげた方が良い。
とのこと。
痛がってもいないし、歯もグラグラしていない、
きつい口臭もない。
ここまで放っておいて悔やんで反省した私は
それから今できる歯のケアに取り組みましたが、
やはり毎日の歯磨きほどの効果は出ず、
本当に本当に愛犬に申し訳なかった orz
こんな経験から言えますが、
(そして人にエラソーに言えないんですが)
犬には絶対、歯磨きはしてください。
人間も健康でかくしゃくと生きるためには歯のケアが重要!
って言いますけど、犬もおんなじです。
なので私みたいに愛犬が老をとってから、
後悔することがないように、
めんどくさいけど、愛犬の歯磨きは
しっかりとしてあげてほしいと思っています。
(失敗したくせに偉そうですみません)
チワワの口臭や歯周病を予防するには?
チワワの口臭や歯周病を予防するには
歯磨きをするのが重要!
歯磨きがイチバン有効な手段ですが、
次のこともしてあげるといいかも。
● 歯磨きガムをあげる
歯磨きガムは、歯磨きのサポートとして使うことができます。
が歯磨きガムを噛むことで、歯垢や歯石を落としたり、
口の中の細菌を減らしたりする効果があります。
● 歯のケアをするサプリメントやケア用品をあげる
今はたくさん歯のケアをするサプリメントや
ケア用品が売っています。
固くなった歯石がすぐにピカピカきれいに取れる、
ってことは無理ですが、少しずつ少なくすることはできますよ。
私が獣医さんに勧められて購入した『K−ブラッシュ』
というケア用品は、スプレータイプで
歯にシュッとかけるだけで、歯石が薄くなっていきましたよ。
● 歯茎を鍛える
チワワに噛む力をつける食事を与える。
例えば、固いドライフードや生肉などがおすすめ。
● チワワの口の中を定期的に見る
飼い主さんが歯や歯茎の色や形、匂いなどをチェックします。
● チワワに歯科検診を受けさせる
年に1回以上は動物病院で専門医に診察してもらうと安心。
最近ではInstagramなどで愛犬の歯科検診に
行ってきたことを報告している飼い主さんも多く見かけます。
まとめ
犬にとって歯磨きはとても重要なケアです。
歯をきれいに保つことは
愛犬が健康で長生きすることに無関係じゃありません。
犬の保険会社などでは歯に関する病気の治療の請求も多いんだとか。
チワワの老年期に歯のケアを怠ってしまった私が
偉そうに言えたことではないんですが、
ケアを怠って死ぬほど後悔したからこそ
愛犬の歯のケアの大切さを伝えたいです。
愛犬を健康で長生きさせるために
歯磨きをしっかりと行ってあげてくださいね。
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