犬を家族同然に愛している人にとって愛犬の死はこの世で最も悲しい出来事です。
ペットロスになる人も増えてきて、ペットロスの情報も広く知られるようになり、愛犬の後を追いたいと思うほどに気持ち的に追い詰められる人も少なくありません。
そんな大ショックな愛犬の死ですが、犬って同居犬の死がわかるのでしょうか?
今日は同居犬の死がわかるのかについて調べてみましたよ。
犬は同居犬の死がわかるの?
<写真はイメージです>
犬は、視覚や聴覚、嗅覚、触覚などの感覚を使って、周囲の環境を認識しています。
そのため、同居犬が亡くなった場合、その犬の姿や声、においや、触れた感触が変化することで、死を認識することができると言われています。
たとえば、同居犬が亡くなると、その犬の姿が見えなくなり、声が聞こえなくなり、においが消え、触れた感触が変わります。
これらの変化により、残された犬は、同居犬がいなくなったことを認識することができます。
また、犬は、仲間と共にいることで、安心感や安全感を得ています。
そのため、仲間が亡くなることで、その安心感や安全感が失われ、不安やストレスを感じるようになると考えられます。
たとえば、同居犬が亡くなると、残された犬は、仲間と遊んだり、一緒に散歩したりすることができなくなります。
また、仲間がいなくなったことで、寂しさや孤独を感じることも考えられます。
これらのことから、残された犬は、不安やストレスを感じるようになると考えられます。
うちの愛犬が亡くなった時、同居犬ではないけれどよく家に来ていた妹チワワ(妹のうちで飼っていたチワワ)は、うちのチワワが亡くなった時にいち早く来てくれたんですが、その時の様子は明らかに変で、動揺しているのか?怖がっているのか?愛犬の亡骸には近づこうともせず、影に隠れてしまいました。
犬が亡くなった後、同居犬はどうなる?
<写真はイメージです>
実際に同居犬が亡くなった後、残された犬が以下の行動を示すことがあります。
● 食欲や元気がなくなる
食欲や元気がなくなるのは、悲しみやストレスによるものです。
残された犬は、同居犬の死を悲しみ、食欲や元気をなくしてしまうことがあります。
● 鳴き声や吠え声が増える
鳴き声や吠え声が増えるのは、不安やストレスによるものです。
残された犬は、同居犬がいなくなったことや、不安やストレスを感じていることを、鳴き声や吠え声で表現することがあります。
● 落ち着きがなく、トイレの失敗が増える
落ち着きがなく、トイレの失敗が増えるのは、不安やストレスによるものです。
残された犬は、同居犬がいなくなったことや、不安やストレスを感じていることで、落ち着きを失い、トイレの失敗が増えることがあります。
● 飼い主に異常になつく
飼い主に異常になつくのは、不安やストレスによるものです。
残された犬は、飼い主に依存するようになることがあります。
● 同居犬の死んだ場所や物をなめる、かじる
同居犬の死んだ場所や物をなめる、かじるのは、悲しみや不安によるものです。
残された犬は、同居犬の存在を忘れないように、死んだ場所や物をなめたり、かじったりすることがあります。
これらの行動は、同居犬の死を悲しんでいる、あるいは、不安やストレスを感じているために見られると考えられます。
ただし、犬が「死」という概念を理解しているかは、まだ完全にはわかっていません。
また、犬の個体差や、亡くなった犬との関係性によっても、反応は異なると考えられます。
同居犬がいつもと違い行動をした時の対処法
飼い主の場合と同じように、残された犬も孤独を感じたり、いつもと違う飼い主さんの様子に戸惑っていたりなど、ナーバスになることも。
残された犬が、これらの行動を示す場合は、飼い主が愛情を持って接することが大切です。
飼い主が残された犬を優しく抱きしめたたり、話しかけたりすることで、安心感や安全感を与えることができます。
また、散歩や遊びなどのスキンシップをとることで、残された犬のストレスを解消することができます。
今までそこにいた犬がある日忽然と消えてしまうことは犬にとってもショックな出来事なので、今まで以上に優しく様子をみながらケアしてあげましょう。
まとめ
犬の死は、飼い主にとっても大きな悲しみです。
しかし、残された犬も、飼い主と同じように悲しみや不安を感じています。
飼い主が愛情を持って接することで、残された犬が悲しみや不安を乗り越え、新しい生活を始められるよう、サポートしてあげましょう。